小千谷縮
小千谷縮は、新潟県小千谷市周辺を主な産地とする麻織物です。
小千谷縮の一番の特徴は表面の「シボ」といわれるシワ加工です。

これは緯(ヨコ)糸に強い撚りを加え、お湯の中で揉むことで生まれます。
このシボによって小千谷縮は肌と触れ合う面積が少なくなり、軽やかな肌触りになります。
また、伸縮性の少ない麻繊維の固さをシボによる弾力で和らげています。
麻布はシワになりやすいですが、シボを立たせることによってシワも目立ちにくくなります。
小千谷縮が現在のようなかたちになったのは17世紀のころ、堀次郎将俊(明石次郎)というひとが縮の技法を伝えたからだそうです。
堀次郎による改良の結果、小千谷縮はそれまでの麻織物より格段に着心地がよくなり、現在に至るまで夏の着物の人気者になっています。
ちなみにこの堀次郎という人、明石次郎とも呼ばれますが出身は播磨国明石で、ここ兵庫県ともゆかりのある人です。
江戸時代、明石からはるか遠く小千谷へ(当時はおそらく徒歩が主な交通手段だったでしょう)向かい、そこで現在まで伝え続けられる織物を生み出した人がいたのです。
何となくロマンを感じます。
『本場小千谷縮 夏のカジュアル展』
7月1日(金)~12日(火)
会場:丸太や
「本場小千谷縮 夏のカジュアル展」催事案内のページ
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小千谷縮の一番の特徴は表面の「シボ」といわれるシワ加工です。

これは緯(ヨコ)糸に強い撚りを加え、お湯の中で揉むことで生まれます。
このシボによって小千谷縮は肌と触れ合う面積が少なくなり、軽やかな肌触りになります。
また、伸縮性の少ない麻繊維の固さをシボによる弾力で和らげています。
麻布はシワになりやすいですが、シボを立たせることによってシワも目立ちにくくなります。
小千谷縮が現在のようなかたちになったのは17世紀のころ、堀次郎将俊(明石次郎)というひとが縮の技法を伝えたからだそうです。
堀次郎による改良の結果、小千谷縮はそれまでの麻織物より格段に着心地がよくなり、現在に至るまで夏の着物の人気者になっています。
ちなみにこの堀次郎という人、明石次郎とも呼ばれますが出身は播磨国明石で、ここ兵庫県ともゆかりのある人です。
江戸時代、明石からはるか遠く小千谷へ(当時はおそらく徒歩が主な交通手段だったでしょう)向かい、そこで現在まで伝え続けられる織物を生み出した人がいたのです。
何となくロマンを感じます。
『本場小千谷縮 夏のカジュアル展』
7月1日(金)~12日(火)
会場:丸太や
「本場小千谷縮 夏のカジュアル展」催事案内のページ
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