小千谷縮の素材 麻
小千谷縮は麻織物ですが、一口に麻といっても色々な種類があります。
亜麻(あま・リネン)、芋麻(ちょま・カラムシ・ラミー)などが麻の繊維として代表的なものです。
小千谷縮は芋麻を使って作られます。
植物繊維は水との親和性が高く、水分をよく吸うため高温多湿の地域では広く使われていますが、その中でも麻は特に夏の衣料素材として愛されています。
麻は熱伝導性がよく、熱遮断性が小さい繊維です。
つまり、熱を分散しやすく、熱を溜めにくいので、涼しく感じるのです。
また麻繊維には中空孔があり、ここに水分を吸収したり発散したりします。
水分を発散する際にこの孔が縮まり、いつまでもさらっとした感触を保つのです。
絹には絹の、綿には綿の、麻には麻の、繊維にはそれぞれ特色があります。
お召しになる着物の素材のことを知ると、その着心地の理由もよりはっきり知ることができます。
そうすると、きっと今まで以上に着物への愛着が増すに違いありません。

『本場小千谷縮 夏のカジュアル展』
7月1日(金)~12日(火)
会場:丸太や
「本場小千谷縮 夏のカジュアル展」催事案内のページ
ブログランキング参加中→
亜麻(あま・リネン)、芋麻(ちょま・カラムシ・ラミー)などが麻の繊維として代表的なものです。
小千谷縮は芋麻を使って作られます。
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麻は熱伝導性がよく、熱遮断性が小さい繊維です。
つまり、熱を分散しやすく、熱を溜めにくいので、涼しく感じるのです。
また麻繊維には中空孔があり、ここに水分を吸収したり発散したりします。
水分を発散する際にこの孔が縮まり、いつまでもさらっとした感触を保つのです。
絹には絹の、綿には綿の、麻には麻の、繊維にはそれぞれ特色があります。
お召しになる着物の素材のことを知ると、その着心地の理由もよりはっきり知ることができます。
そうすると、きっと今まで以上に着物への愛着が増すに違いありません。



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7月1日(金)~12日(火)
会場:丸太や
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