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友禅染体験期その3~糸目糊~

生地に下絵が描けたら、いよいよ糸目糊を施します。

友禅の特徴の一つである、白く細い輪郭の線は糸目糊の線です。

この糸目糊が防波堤のように染料の滲みを防ぎ、柄を鮮やかに描くことができるのです。

糸目糊を施すのは、ケーキのデコレーションで、ホイップクリームを搾り出す道具を限りなく細くしたようなものです。

木戸10

渋紙に先金の付いた道具に糊を入れ、しぼり出して線を引きます。

木戸11

これは糊。

描いた線が見えやすいよう、青く着色されています。この色は糊を落とすときに一緒に落ちます。

木戸12

搾り出すとこのように細く糊が出てきます。まさに糸目というにふさわしいですね。

木戸13

このときは木戸さんのお弟子さんである原田さんにご指導いただきました。

細い線を均一に引くことは簡単ではなく、しぼる力や線を引く速度にムラがあると太くなったり細くなったりしてしまいます。

真直ぐな線や奇麗なカーブを描くのは特に難しく、少しでもためらうと描けません。

木戸さんの作品には、良く線だけで描いたものがおありなのですが、

「真直ぐな線を描くのに迷いとかためらいを感じることはありますか」と木戸さんにお尋ねすると、

「そういうことを感じていると絶対に描けません。迷い無く一本の線を描けるように訓練と経験を重ねていくんです」とのこと。

一本の線にも長年の努力が詰まっているのです。

木戸14

帯の太鼓柄に糸目糊を施す様子です。

木戸15

これで糸目糊の出来上がりです。

木戸16

少し線が盛り上がっているのがお分かりでしょうか。



糸目糊ができると次は柄の内側を染色していきます。



・・・続く





9月18日(日)~25日(日)

本友禅染 木戸 源生 日本の四季彩

会場:丸太や


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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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