着物の柄:紗綾形文(さやがたもん)
着物の地紋によく見られるもののひとつに「紗綾形文(さやがたもん)」があります。
これが紗綾形文です。

振袖用襦袢
昔、僕の家ではよく時代劇を見ていましたが、「遠山の金さん」のお裁きのシーンで、金さんの後ろの襖が確かこの模様だったように記憶しています。
子どもながらに「面白い模様やな~」と思ったものです。
その昔、中国から輸入された「紗綾」という絹織物にこの模様が多かったため、この模様のことを「紗綾形」と呼ぶようになったのだそうです。
紗綾形文は「卍」を連続して繋いだ模様です。
卍はヒンズー教でも仏教でも吉祥のシンボルとされ、中国では吉祥万福の集まるところとされました。
紗綾形文が今日まで残っているのは、無限に繋がってゆく卍の図に、幸福が絶えることなく繋がっていくようにとの想いがあったのかもしれません。
紗綾形文は振袖などに使われる、照りのある綸子系の生地の地紋としてよく見ることができます。
そのほか小紋の柄や半襟、また着物だけでなくバッグや襖紙などなど、いたるところで様々に応用されながら使われています。
↓こちらもよろしくお願いいたします↓
2月3日(金)~12日(日)
「振袖グランドフェアー ~晴れの日に 想いを込めた 装いで~」
場所:丸太や
お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ
facebook始めました!よかったら「イイネ!」って押してネ!→丸太やfacebook
これが紗綾形文です。

振袖用襦袢
昔、僕の家ではよく時代劇を見ていましたが、「遠山の金さん」のお裁きのシーンで、金さんの後ろの襖が確かこの模様だったように記憶しています。
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その昔、中国から輸入された「紗綾」という絹織物にこの模様が多かったため、この模様のことを「紗綾形」と呼ぶようになったのだそうです。
紗綾形文は「卍」を連続して繋いだ模様です。
卍はヒンズー教でも仏教でも吉祥のシンボルとされ、中国では吉祥万福の集まるところとされました。
紗綾形文が今日まで残っているのは、無限に繋がってゆく卍の図に、幸福が絶えることなく繋がっていくようにとの想いがあったのかもしれません。
紗綾形文は振袖などに使われる、照りのある綸子系の生地の地紋としてよく見ることができます。
そのほか小紋の柄や半襟、また着物だけでなくバッグや襖紙などなど、いたるところで様々に応用されながら使われています。
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