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弦楽器のシルエットが浮かぶ上田紬の九寸名古屋帯

ただ今
『信州上田紀行 小山憲市 織個展』
開催中です!

小山憲市さんには音楽をモチーフにした丸太やオリジナルの着物や帯を制作していただいています。

以前のブログでは小山憲市さんに制作していただいた丸太やオリジナルの着物をご紹介しました。

音符が舞う上田紬の着物です。

その中でコーディネート案の一つに選んだ帯がこちら。

小山弦帯121
小山憲市作 九寸名古屋帯


こちらも小山憲市さんが丸太やオリジナルとして制作してくださった九寸名古屋帯です。

太鼓柄に浮かぶのは弦楽器のライン。

バイオリン族の特徴である美しいシルエットを織で表現してくださいました。

楽器をそのまま描くのではなく、楽器の特徴的なモチーフをさり気なく匂わすことで、想像力を掻き立てる魅力的なデザインになっています。

織物は経糸と緯糸の直線的な組み合わせですので、曲線を描くのは本来難しいのですが、小山さんは絶妙な感覚で流れるようなラインを描いています。



小山弦帯122
太鼓柄のアップです。

織物でグラデーションを表現するには、微妙な色の違いの糸を使い分けながら、だんだん色が変化してみえるように糸を変えて織らなければなりません。

刺繍のようにやや柄が浮き上がって見えるのはすくい織りの特徴です。

この立体感が柄に独特の表情を与えます。



小山弦帯123
これは前柄になる部分。実際は半分に折って仕立てます。

太鼓柄の部分にもあるドットを柄にしています。

仕立てると上半分が右巻き、下半分が左巻きの柄になります。

右巻きの場合はグレーのドットなので着姿の色数を抑えたいときに。

左巻きの場合は赤い色も入ったドットなので、少しアクセントを加えたいときに。



小山弦帯124
前回のコーディネートとは別の着物とのコーディネート。

この着物も小山憲市さんの上田紬です。

草木染によるやさしいオフホワイト系の着物です。

黒の地色の帯をすると、引き締まった雰囲気のコーディネートになります。

帯揚げや帯締めに個性のある色を使うのも面白いでしょう。

今の季節なら芥子色や赤色などをすると紅葉の雰囲気が醸し出されて良いかもしれませんね。




11月3日(土)~11日(日)

『信州上田紀行 小山憲市 織個展』

場所:丸太や



お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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