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山と共に生き、山の色をいただく・・・みさやま紬

3月16日から弊店では『草木染 みさやま紬 信州松本 横山俊一郎』展が始まります。

横山俊一郎20130313
製作者である横山俊一郎さんの工房は長野県は信州松本、自然あふれる山間にあります。

みさやま紬は、工房周辺で採れる草木から色を得ています。

横山さんの工房の裏には畑があり、その周囲を山が囲んでいます。

この自然の中から、様々な色が得られるのです。

栗や山漆からは茶やグレー系の色が、胡桃や桜、梅からはピンクやオレンジに近い色合いが、玉葱の皮からは黄色が得られます。
みさやま糸20130313

全ての染料は自然の素材なので、様々な要因によって少しずつ色が変化します。

季節であったり、温度であったり、その年の気候であったり、自然が生きながら変化していくように、色もまた同一ではなく変化していきます。

そのときの色は、その時にしか得られないのです。

しかし、着物が衣類として実用に耐えなければならないものであるなら、色もまたすぐに変わってしまってはいけないもの。

横山さんの染める糸は、何度も何度も染めては乾かすことを繰り返し、そして時間をかけて熟成させて色の変化を落ち着かせてから機に掛けます。

それは時間と手間のかかる作業ですが、だからこそ何年、何十年経っても美しさを保つ着物になるのです。


みさやま紬絵羽20130312

「今年は良い色が出てねぇ、機にかけるのが楽しみなんだ」と、糸について愛おしそうに語る横山さんの言葉は、まるでわが子に語りかけるようです。

そうして時間をかけて育てた糸、生地だから、長く着続けるほどに美しさを増す着物になるのでしょう。

この度弊店に集まる横山さん作のみさやま紬もまた、長く愛せば愛するほど魅力を増す着物や帯だと思います。



3月16日(土)~24日(日)

『草木染 みさやま紬 信州松本 横山俊一郎』

場所:丸太や



お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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