手引き真綿糸を地機で織る 本場結城紬
9月20日(土)から28日(日)まで丸太やでは結城紬の作品展を開催いたします!
9月20日(土)~28日(日)
『龍田屋 藤貫成一 結城紬展』
場所:神戸・元町 丸太や

最高級の本場結城紬・・・その最大の特徴は「手引き真綿糸」を「地機」で織ることにあるといえるでしょう。
手引き真綿糸とは、文字通り手で引き出した真綿糸です。
材料は繭を綿上にした真綿。

この真綿から糸を引っ張って必要な太さに揃えながら引き出していきます。

糸にまとめるには、撚ることなく、唾で整えるようにして一本にしていきます。
糸を引く際にはキュッキュッという絹をこする音が。
こうして真綿を一本の糸にしていくのです。
機械で真綿糸を取るものもありますが、機械の場合どうしても撚りがかかります。
そうすると糸の中の空間が少なくなり、手引き真綿糸に比べるとやや硬い糸になるのです。
この味わいは、手引き真綿糸に勝るものはありません。

もう一つ重要なのは織り方。
最高級の本場結城紬は地機で織られます。

地機とは原始的な機のことです。
現代の機は経糸を機に張りますが、地機は経糸を人の体に固定します。
一定の張力で張り続けるのではなく、腰で張力を微妙に調整しながら織るのです。
これにより、糸に余計な張力をかけず、柔らかな風合いそのままに織ることができます。
織りあがった布に触れると、その風合いの違いを感じることができます。
「手引き真綿糸」を「地機」で織るという、大変手間のかかる作り方。
これは、ただ無意味に手間ばかりをかけているのではありません。
この方法でしか得られない風合い・・・これこそ真の本場結城紬といえる着心地を求めた結果として、今もなおこの技法でつくりつづけられているのです。


ブログではこの風合いまではお伝えできないのが残念です。
ぜひ実際にお手に取ってみてください!!
その風合いの違いにきっと気付いていただけると思います♪
お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ
Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp
facebook始めました!よかったら「イイネ!」って押してネ!→丸太やfacebook
9月20日(土)~28日(日)
『龍田屋 藤貫成一 結城紬展』
場所:神戸・元町 丸太や

最高級の本場結城紬・・・その最大の特徴は「手引き真綿糸」を「地機」で織ることにあるといえるでしょう。
手引き真綿糸とは、文字通り手で引き出した真綿糸です。
材料は繭を綿上にした真綿。

この真綿から糸を引っ張って必要な太さに揃えながら引き出していきます。

糸にまとめるには、撚ることなく、唾で整えるようにして一本にしていきます。
糸を引く際にはキュッキュッという絹をこする音が。
こうして真綿を一本の糸にしていくのです。
機械で真綿糸を取るものもありますが、機械の場合どうしても撚りがかかります。
そうすると糸の中の空間が少なくなり、手引き真綿糸に比べるとやや硬い糸になるのです。
この味わいは、手引き真綿糸に勝るものはありません。

もう一つ重要なのは織り方。
最高級の本場結城紬は地機で織られます。

地機とは原始的な機のことです。
現代の機は経糸を機に張りますが、地機は経糸を人の体に固定します。
一定の張力で張り続けるのではなく、腰で張力を微妙に調整しながら織るのです。
これにより、糸に余計な張力をかけず、柔らかな風合いそのままに織ることができます。
織りあがった布に触れると、その風合いの違いを感じることができます。
「手引き真綿糸」を「地機」で織るという、大変手間のかかる作り方。
これは、ただ無意味に手間ばかりをかけているのではありません。
この方法でしか得られない風合い・・・これこそ真の本場結城紬といえる着心地を求めた結果として、今もなおこの技法でつくりつづけられているのです。


ブログではこの風合いまではお伝えできないのが残念です。
ぜひ実際にお手に取ってみてください!!
その風合いの違いにきっと気付いていただけると思います♪
お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ
Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
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