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初期の染技法『絞り染 刺繍 摺箔』で文様を描いた付下

着物の染の技法を代表する友禅染。

糊で防染して精緻な模様を描く友禅染の技法は、画期的な染色技法でした。

友禅染は江戸時代ごろに生まれた技法です。

それ以前の時代、布に模様を描く技法は限られていました。

その中でも代表的なものが「絞り染」「刺繍」「摺箔」です。


絞り染は布を糸で括ったり板で挟んだりすることで染分ける技法。

刺繍は布に糸を縫い付けて模様を描く技法。

摺箔は金箔などを布に接着して模様を描く技法。


友禅染が生まれる以前、特に室町時代後期から安土桃山時代には、これらの技法が当時の小袖を彩りました。


今日ご紹介する着物も「絞り染」「刺繍」「摺箔」のみで模様を描いています。

付け下201412071

京友禅の老舗・千總の付下です。

あえて友禅染を使わず、絞りと繍いと箔のみで模様を表現しています。

付け下201412072

絞り染で染分けられた生地に、縫いと箔で四季折々の草花を描いた品の良い柄行き。

付下ではありますが仕立てると訪問着のように美しい絵羽模様となります。

付け下201412073

かなりあらたまった席でもお召しいただける逸品です。



問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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