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爪掻本綴帯の製作現場を見学しました!

5月16日から弊店では服部綴工房・服部秀司さんの作品展を開催いたします!

『ふれて 結んで 本綴帯 服部秀司 作品展』
2015年5月16日(土)~24日(日)
場所:丸太や

<16日~18日、21日~24日は服部秀司さんがご来店くださいます>

服部綴看板2015 

桜も見ごろを過ぎた四月の終わり、私たちは爪掻本綴を深く知るべく、服部綴工房・服部秀司さんの工房を訪ねました。
服部秀司さんは爪掻本綴専門の帯屋。
数ある綴の帯屋の中でも、手織りにこだわった質の高い帯作りと、新しいセンスを取り入れた模様と色彩が特長です。
今回は服部綴工房の職人の中でも特に緻密で高度な文様織を得意とされている方の制作現場を拝見させていただきました。

綴帯201505101

綴帯は織り方に特徴があります。
経糸を非常に強い力で張り、その経糸を包み込むように緯糸を打ち込むことで、しなやかでコシのある帯になるのです。
仕立てる際には帯芯を必要とせず、綴の生地のみで結ぶことのできる数少ない帯でもあります。
模様の織り方も独特です。

爪搔本綴帯の制作現場。御歳78の職人の方が緻密な模様を見事な手付きで織られています。

Posted by 神戸・元町 丸太や on 2015年5月9日


綴の帯は経糸が見えることはありません。
文様は緯糸のみで表現されるのです。色の数だけ糸が必要で、文様の部分にのみ織り込んでいきます。
細かな部分は櫛のように切れ込みを入れた指の爪で掻くように織ります。
このことから「爪掻本綴」の名で呼ばれるのです。

綴帯201505102

見学させていただいたのは、ちょうど唐子人形文様を織っているところでした。
爪掻本綴帯には、機械で織るもののような精密な設計図はありません。図案は紙に描かれた絵です。
職人は絵を見ながらフリーハンドで織るのです。

綴帯201505104

「同じ図案を基にしても、織り手が違うと出来上がりも変わります」と服部さん。
綴は織る人の技術や感性に拠るところが大きく、そのためか職人の方も自分が手がけた帯にはとても愛着を抱いています。
今回作業を拝見させていただいた方も、これまで織った帯を一つ一つ写真に残していて、「これはすごくやりがいがあった」「この柄は本当に難しかったね(笑)」と、懐かしそうにお話しくださいました。

綴帯201505103



お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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