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「絣」尽くしのエスニック着物コーデ♪

着物に興味のある方なら「かすり」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
「かすり」とは漢字で「絣」とか「飛白」などと書きますが、染色技法のひとつです。
糸を括るなどして部分的に防染し、模様をつくる技法です。
「久留米絣」や「伊予絣」などが有名です。
その他、「大島紬」や「結城紬」なども絣の技法で模様を表現します。

この「かすり」の技法はインド発祥といわれています。
日本へは、タイやインドネシアなど東南アジアを経由して伝わったと考えられています。
日本の着物に使われる技法が遠い昔に海外から伝えられた・・・
世界と日本の文化的なつながりを感じませんか?

この反物は、原始的な絣の表情を再現した紬の着尺です。
矢絣調201602041
ギザギザと波打つような絣模様。
これをきれいに並べると「矢絣」という模様になります。
絹糸に少し野蚕糸(野生の繭の糸)を混ぜているので、ところどころ茶色の節が見えます。
矢絣調201602042
絹糸は紀元前3000年前には養蚕が行われていたそうで、人類と絹糸の出会いはそれよりはるか昔に遡ります。
最初期の絹糸は、野生の繭を採取して糸を手に入れていたと考えられています。
素朴な風合いが野蚕糸の魅力です。

生地風が単衣にも向く感じなので、ちょっと気が早いですが単衣を意識したコーディネートを考えてみました♪
矢絣調201602043
帯は木綿のイカット八寸名古屋帯です。
イカットとはマレー語で「括る」という意味で、つまり「かすり」のことを指します。
「かすりonかすり」コーデですね笑
ちょっと原始的な雰囲気どうしの着物と帯で、エスニックな雰囲気を醸し出しています。
小物の合わせ方を工夫すると、とっても都会的なコーディネートに。
素朴な着物がものすごくスタイリッシュになりますよ♪

今日ご紹介した着物と帯は『西南シルクロード展』の期間中にご覧いただけます♪
西南シルクロード展バナー
―日本文化のルーツを辿る―
『西南シルクロード展』
2月6日(土)~14日(日)
場所:神戸・元町 丸太や
催しのご案内はコチラ




お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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