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母の想いをたっぷり込めた千總の逸品黒留袖

丸太やでは2月4日からフォーマル着物の作品展を開催します!

【千總・川島織物 逸品礼装展】
2月4日(土)より12日(日)まで
神戸・元町 丸太や
催しのご案内はコチラ


フォーマル着物の作品展ですから、この着物をご紹介しないわけにはいきません。
留袖201702022
既婚女性の第一礼装【黒留袖】です。
着物の中ではもっとも格式が高い着物です。
結婚式で新郎新婦の母親や親族の方が着ているのをご覧になったこともあるかと思います。
その昔、女性が結婚後に着物の袖を短くして縫い留めたことから、既婚女性の礼装として定着しました。
西洋のブラックフォーマルが伝わったころから、黒留袖が生まれたといわれています。
模様は裾のみにあり、上半身は五つの家紋を入れます。

模様はお慶びの席に相応しい吉祥文様などが描かれます。
結婚する子を送り出す親の想いが、留袖の文様には込められています。

この黒留袖の模様は「貝桶文様」です。
留袖201702023

ひな人形の飾りの中にも、この貝桶がありますよね。
貝桶は江戸時代の重要な婚礼調度品のひとつです。
貝桶の中にはハマグリの貝殻が入っています。
ハマグリの貝は上下の貝が同じでないと合わせることができません。
そのため、これを使った神経衰弱のような遊びがありました。
ぴたりと添う一対の貝を見つけることから、やがて結婚する女性の幸せを願うものと考えられるようになりました。
留袖201702024

こちらの貝桶は蓋が開いて、中のハマグリの貝が見えていますね。
留袖201702026

こちらの貝桶は側面の模様もご覧ください。
「夫婦鶴」の文様です。
留袖201702025
鶴は一度つがいになると、片方が死ぬまで添い遂げることが知られています。
夫婦円満で末永く幸せになることを願う文様です。

さらに、細かい部分の模様にもちゃんと意味がありますよ。
この模様は「青海波」という、波をモチーフにした文様です。
留袖201702027
波はどこまでも広がり、止まることがありません。
そこから、永遠を意味する文様となりました。

そしてこの丸い文様は「七宝文様」です。
留袖201702028
円が無限に重なり合う幾何学的な文様です。
これは、良縁が広く繋がることを願う意味があります。

こうして模様を一つずつ見ていくと、いかに愛情が込められているかが感じ取れますね。
ただのデザインとしてだけでなく、様々な願いが留袖には託されているのです。
レンタルが主流となった感のある昨今ですが、留袖の誂えを考えていらっしゃる方はぜひ文様の意味にも注目してお選びください。
留袖201702021

【千總・川島織物 逸品礼装展】は2月4日からスタートです!

お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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