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黒留袖に込める慶祝の思いと大人の品格

既婚女性の第一礼装といえば『留袖』です。
近年はレンタルも多くなり、留袖をご購入される方は少なくなりました。
黒留袖を購入しようかどうか、悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
弊店では販売のみでレンタルはしておりませんが、
購入・レンタルそれぞれに良さがあると思います。
将来着る機会がありそうだなと思われたら、じっくり検討されるとよいでしょう。

弊店の場合は主に千總の留袖をご用意しています。
黒留袖201802011

留袖は江戸時代、結婚した女性が着物の袖を短く留めたことから始まったといわれています。
振袖などの袖を切って短くしていたので、色柄は様々。
中には、一度留袖にしたものをもう一度袖をつなげて長い袖に戻すこともあったようです。
現在のような留袖の形式が定まったのは明治以降といわれています。
西欧のブラックフォーマルに倣い、黒留袖が生まれたそうです。
模様は裾のみで、上半身には紋を入れます。(黒留袖は5つ)

最上級の礼装のため、着用シーンは限られます。
現在は結婚式が最も多い着用シーンでしょう。
新郎新婦の親戚の女性が着ることが多いと思います。

慶祝の装いですので、文様も吉祥文様が描かれます。
日本ほど、衣服の文様の意味を大切にする文化は他にあまり無いでしょう。
お祝いの気持ち、幸せを願う気持ちを、言葉でなく、着物の文様に託すのです。
この黒留袖にも、鳳凰が留まる神聖な木である桐を主に描いています。
平安と繁栄の願いが込められた模様です。
黒留袖201802013

黒留袖201802012

留袖は、自分自身を着飾るものではなく、大切な人への思いを表すものです。
例えば、新郎新婦の門出を祝う気持ち。
お祝いに駆けつけてくれた方々への感謝の気持ち。
そういった思いをきちんと胸に抱いて袖を通すのが大事なんだろうと、そんな風に思います。

お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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