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千總の黒留袖 夫婦円満の貝桶文様

礼装用の着物に描かれる文様は、吉祥の意味があるものが選ばれます。
晴れの日の代表である結婚式に着る着物はなおのこと、良い意味の文様が好まれます。
新郎新婦のお母様やご親族の方がお召しになる留袖は
新しい夫婦の門出を祝う場にふさわしい文様が描かれています。

千總黒留袖貝桶文様201808221
こちらは千總の黒留袖。
描かれているのは【貝桶文様】です。

千總黒留袖貝桶文様201808223
貝桶とは、その昔貴族が遊びで使ったハマグリの貝を入れる桶のこと。
貝合わせという、対になっている貝を見つけるという遊びに使うものです。
ハマグリの貝は同じ貝同士でないと合わせられないので、
相手を違えない夫婦円満の象徴として、江戸時代には重要な婚礼調度品となりました。
公家や大名家の嫁入りでは貝桶が婚礼行列の先頭になり、嫁ぎ先へ貝桶を引き渡す儀式も行われました。

千總黒留袖貝桶文様201808224
貝桶は美しい装飾がされていたそうです。
この留袖の貝桶にも豪華な文様が描かれています。
一つは夫婦鶴。
鶴は一度決めた相手と一生添い遂げるのだそうです。
子育てはオスもメスも協同するそうで、人間も見習うことが多そうですね。

もう一つの桶には松竹梅が描かれています。
松竹梅は別名「歳寒三友」といい、冬の厳しい寒さの中で美しさを保つ草木を合わせたもの。
冬でも緑を絶やさない松竹と、寒中に咲く梅は、厳しさに負けない強さと美しさを備えています。
結婚生活も楽しいことだけでなく、夫婦で乗り越えるべき厳しい時期もあるでしょう。
つらいとき、厳しいときこそ、凛とした美しさを湛えていたいものです。

千總黒留袖貝桶文様201808222
豪華さがありつつ、華美にならない上品なデザインの黒留袖です。
若いときはもちろん、年齢を重ねてもお召しいただけるでしょう。
ご希望の紋を入れてお仕立ていたします。
価格など詳細は丸太やまでお気軽にお問合せください(^^♪

お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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