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【原田今日子・作】幻想的な友禅染訪問着「蝶生る」

着物はキャンパスのようなものかもしれません。
何を描くか、どう描くか、作り手の自由な発想で制作することができます。
そして、ただ自由に描くだけでなく、着た時により良く見えるよう計算することも欠かせません。
着物は人が着ることで初めて意味を持つからです。

友禅染作家・原田今日子さんは、そのデザインの発想力が独特で
他の染織家には無いすばらしい個性をお持ちの方です。
今回、弊店で開催中の友禅染作品展にも、個性豊かな作品を出品してくださっています。

原田今日子訪問着202001231
こちらは原田今日子さん作の友禅染訪問着【蝶生る】
黒地に、幻想的な蝶のモチーフが描かれた美しい作品です。
「生命の不思議を表現したかった」という原田さんの思いが、模様から伝わってきます。

原田今日子訪問着202001232
最初、花のようにも見える塊として描かれたモチーフが
少しずつ分離していき、小さな蝶になって舞っていく流れが描かれています。
蝶は古来より命の象徴と考えられていました。
日本だけでなく、世界中で同じような考え方があります。
命の塊から一つ一つの生命が分かれて飛び立っていく様はまさに生命の神秘を表現しているようです。

この着物は、着ると意外とすっきりしています。
模様の一番大きなポイントが後の裾から下前の部分だからです。
原田今日子訪問着20200233

一般的に模様のポイントにされる上前部分は柄がすっきりとしています。
なぜこのようなデザインになっているかというのは、着て動くとわかります。
着て動くと、上前に隠れていた下前の模様が現れるのです。
人が着て、動くことで、模様に命が吹き込まれ、生命が躍動するように感じるのです。
そこまで考えられた着物のデザインというのは、なかなかありません。
原田今日子さんの発想力のすごいところだと思います。
原田今日子訪問着202001234

礼装用の袋帯を結べば、晴れの日の装いになります。
柄が意外と豪華すぎないので、少し軽めの帯を結んでお洒落着にしても良いでしょう。
着こなし方で、着物の見え方も変わってくると思います。
原田今日子訪問着202001235

こちらの着物は1月28日まで弊店で開催中の友禅染作品展でご覧いただけます。
価格など詳細は丸太やまでお気軽にお問合せください。

友禅染作品展202001

お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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