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【服部綴工房】雅な紫根染の爪掻本綴帯

春といえば『枕草子』の文を思い起こす方もいらっしゃるかもしれません。
私も学校で「春はあけぼの~・・・」と暗記しました。
春の明け方の美しさを湛えた随筆です。

その中に「紫だちたる雲の細くたなびきたる」という一節があります。
「紫がかった雲の細くたなびいているのが良い」という意味です。
この帯を見て、この一節がふと頭に浮かびました。
服部綴工房爪掻本綴帯紫根染202003021

こちらは服部綴工房の爪掻本綴帯です。
「あさぼらけ」という題で、明け方の空の変化していく色を織で表現したものです。
織のグラデーションで、繊細な色の移り変わりを表しています。
服部綴工房爪掻本綴帯紫根染202003022

紫色の美しさが際立っています。
この色は「紫根染」の紫色です。
ムラサキという植物の根で染めた色です。
紫という色は、ムラサキという植物から出る色のために、色の名前も「むらさき」になったそうです。
ムラサキという植物が群生し、群れて咲くことから「群ら咲き」→「むらさき」というようになったそうです。
栽培が困難で貴重だったため、紫色は高貴な身分の人しか使うことができない色でした。
気品があり、神秘的な紫色は、今でもひとの心を惹きつけてやみません。
服部綴工房爪掻本綴帯紫根染202003023

同じ紫根で染めた紫色でも、様々な色合いがあるのが分かります。
紫色だけなのに、とても変化に富んでいて、暈しの美しさが際立ちます。
服部綴工房爪掻本綴帯紫根染202003024

紬などカジュアルな着物にも合わせることができますし
色無地や付下げなどちょっと改まった装いにも結ぶことができる重宝な帯でもあります。
コーディネートによって、いろんな表情を使い分けることができます。
カジュアル着物も着るし、改まった着物も着るという方にはとても使い勝手の良い帯といえるでしょう。
価格など詳細は丸太やまでお気軽にお問合せください♪

服部綴工房爪掻本綴展202002271

【服部綴工房 爪掻本綴展】
3月5日(木)より9日(日)まで
神戸・元町 丸太や 店内
催しのご案内は<こちら>


お問い合わせは丸太やへ→丸太やホームページ

Tel: 078-331-1031
FAX: 078-331-1852
E-mail: marutaya@tulip.sannet.ne.jp

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プロフィール

みきゆづる

Author:みきゆづる
神戸・元町の老舗呉服屋「丸太や」の店員です。
元町商店街一番街の大丸前入り口から入ってすぐの店先に着物姿で立っていることが多いです。
音楽が好きで、バイオリンもかじっています。
年2回の丸太やフレンドリーコンサートで演奏もします。

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